挙式の種類

挙式には主に教会式、人前式、神前式、仏前式があります。
その中でも教会式や最近は人前式をイメージする方が多いのではないでしょうか。

挙式のスタイルは式場によってもできる形が異なるので式場を選ぶうえで考えるポイントになると思います。
それぞれどのような違いがあるのかご紹介していきます。

1.教会式

まず、一番多く選ばれているのが教会式です。

牧師さんが司会となり、教会やホテル、結婚式場の中にあるチャペルで行います。

開会の辞→新郎入場→新婦入場→賛美歌の斉唱→聖書の朗読→結婚の誓約→指輪の交換→誓いのキス→結婚証明書にサイン→閉会の辞→新郎新婦退場の流れで行います。

教会式の大まかな流れは決まっていますが、その中でも新郎入場の際にジャケットセレモニーやブートニアセレモニーを行う方も!

新婦様のベールダウンと同じ意味合いでお母様やお父様にジャケットを羽織らせてもらったり、ブートニアを差してもらう演出です。

新婦様はお母様にベールダウンをしてもらい、お父様と一緒にバージンロードを歩かれる方が多いです。

お父様、お母様に限らず、おじいちゃんやおばあちゃんなどお世話になった方にお願いするのもいいですね。

指輪交換ではお子様に指輪を持ってきてもらうリングボーイやリングガール、愛犬に持ってきてもらう演出もあります。

お二人のお子さん、甥っ子、姪っ子や親戚の子供が参列者にいる場合はお願いしてみてもいいですね。

挙式のあとにフラワーシャワーや最近ではリボンや羽など様々なシャワーが行われます。

2.人前式

人前式は神様や仏様の前で誓うのではなく、参列しているゲストの皆様の前で誓う挙式スタイルです。

新郎新婦入場→開式宣言→結婚の宣誓、ゲストの承認→指輪の交換→結婚成立の宣言→新郎新婦退場の流れで行います。

挙式の流れや場所など自由に行うことができるのが特徴です。

チャペルの中で人前式を行うこともできますし、披露宴会場やガーデン、ロビー、階段のあるところなどお好きなところで行うことができます。

内容も自由に考えることができ、司会の方が進行を行ってくださいます。

日本では宗教を信仰していない方も多いので宗教にとらわれずに行えるのも選ばれるポイントです。

衣装もウェディングドレスとタキシードに限らず和装で行うこともできます。

司会の方も基本的にはプロの方にお願いすることが多いですか、アットホームな雰囲気で行いたい場合は新郎新婦の友人にお願いしてみてもいいかもしれません。

3.神前式

神前式は日本の伝統的な挙式スタイルです。

参進の儀→新郎新婦入場→祝詞奏上→三献の儀→神楽奉納→誓詞奏上→玉串奉奠の流れで行います。

神社で神前式を行う場合、先に神社を決めてから披露宴会場を決める場合と披露宴会場を決めてから神社を決める場合とホテルの神殿で行う場合があり、神社と披露宴会場の提携や紹介などの確認を行うといいでしょう。

移動がある場合は移動距離やバスなど移動手段を確認しておくといいでしょう。

神社や神殿はチャペルに比べて収容人数が少ないことがあるので、事前に確認し、収容人数が少ない場合は親族のみで行うか厳選した人数を呼ぶようにしましょう。

4.仏前式

神前式と同様に古くからある挙式スタイルで、自宅やお寺の仏様の前で誓いを立てるのが仏前式となります。

入堂→啓百文朗読→念珠の授与→司婚の辞→焼香→誓杯の儀→法話→退堂の流れで行います。

仏様とご先祖様に感謝をし、「因縁」と呼ばれる仏教の教えに基づき、出会いのきっかけである「因」と結ばれた「縁」をご報告します。

ご先祖への有難みを感じられるのも仏前式の魅力です。

基本は親族のみの参列ですが、友人にも参列してもらいたい場合は確認をする必要があります。

また、ご両家の宗派を確認しどのように行うか話し合っておくといいでしょう

以上の挙式スタイルが基本ですが、会費制の1.5次会やリゾートウェディングやフォトウェディングなどもあるのでお二人がどのような挙式にしたいか考え、ご家族と話し合い決めていくといいでしょう!

どの会場でどんな挙式ができるのかなど迷ったらご相談ください!